有田焼・貴祥窯作陶展

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百間窯、窯の辻をはじめこの有田の古窯跡から出土される初期有田の陶片には
青磁」、「吹墨」、「瑠璃」、「掻き落し」、「象嵌」、
そして藍の染付など目を見張るものが多数あり、
今もなお自然の中に古い窯跡と共に眠っています。
自然と融合一体化することに喜びを感じ、
「土と炎」にたましいをうちこんだ古来陶土たちの陶片を「師」とし、
その自然流を生かすべく「独自の釉」、「独自の呉須」にて作陶いたします。
呉須のはしりに変えて「温故知新」先人陶土たちの精進に敬意を表し、
明日にのこる陶磁をと目指しております。

自然に馴染み 藍とくらしの創造を心より願って 陶庵 貴祥窯

明日から有田焼・貴祥窯(たかしょうがま)展を開催いたします。
古伊万里の素晴らしい技術や色を現在に再現して、
有田焼の美しさを楽しんでいただければと思います。

会期 2007年6月29日~7月8日