アンダースロー

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阪神ファンになったばかりの頃、先発陣を牽引した江夏投手と上田投手は眩しく、

江夏投手は左から投げる力強い速球や右の上田投手はアンダースローから投げた

地面から浮きあがるボールにしびれさせられました。

ちなみにそれ以後のタイガースには深沢、小林、大町、御子柴、田村、葛西、川尻、伊藤敦など、

多くのアンダースローの投手を見てきましたが、盗塁などの機動力に弱いために現代野球では

重用されない傾向にあることが残念に思います。

ところで、今回のオリンピック野球日本代表には2006年のWBCで韓国とキューバ戦で先発し、

今季ここまで11勝4敗の成績を残している渡辺投手が選ばれてなかったのは、

相手チームの機動力対策だったのか、それともパワーで押し切れると考えたのかもしれないませんが、

韓国-キューバの決勝戦で、9回裏一死満塁のピンチに急きょ登板した韓国チームの鄭投手は

右のアンダースローで、対戦したキューバのグリエル選手は日頃対戦する機会の少ない

ピッチングフォームからのボールに戸惑って遊ゴロ併殺に仕留めたシーンを見ると

選出されなかったことが悔やまれました。