2006年11月、山口県で開催された国民文化祭には全国から多くの人々が参加されたため、
当ギャラリーなどでは「文化施設案内所」と書かれた看板を立てて、
パンフレットや交通マップなどをお配りしてはご案内していました。
そんなある日、困り果てた表情で来場されたご婦人が近づいてきて
「すみません。車のバッテリーが切れたので車屋さんを案内てもらえませんか」
と、想定外なことを言われてましたが、幸いにも知り合いの車屋さんがいたので、
あっという間に1件落着となって清々しい気分に浸りました。
あれから2年。
この出来事をすっかり忘れていたところへあの時のご婦人が突然現われて、
お礼の言葉と地域の特産品であるみかんを持って来ていただき、
人生は因果応報だから一期一会に気をつかないと思いながらも
ちょっと照れくさい気持ちと甘酸っぱいみかんで楽しい1日になりました。