2004年5月、広島の強豪校と対戦した母校サッカー部は序盤から選手たちの歯車が狂ったままで、
これを見かねたベンチサイドは二の矢三の矢と選手を投入していき、流れを呼び寄せようとするけれど、
チームは空回りしたまま、チャンスも作れない不燃焼な戦いをしてスコア以上の大敗をしまいました。
まあ、どんなこともスポーツではいろんなことが起こりますから、こういう日もあるさと悔しさを
噛みしめながら車で帰路につきましたが、ピッチから伝染した重たい空気のためなのか、
どこか失恋をしたような寂しさが胸に残ってしまい、不安な気持ちを拭いされません。
だから「こんな時こそ!」と、すぐにあった総体予選へ2回戦の試合へ選手を励まそうと
サッカー場へ行くと・・・、なんと監督と選手たちは頭を五分刈りしていました。
ちなみにこのチームのこの気合いは、過日、全日本ユース出場と高校選手権ベスト8、
という偉業へつながりましたから絶妙のタイミングで気合いを入れたのでしょうね。