プロの道は独創

イメージ 1
 
時代は変わっても、人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だ
ということは変わりません。いまの人も苦労はしてるが、
それは物欲を満たす苦労で、自分独特、独創の苦労ではない。
どんな世界でも同じだと思う。
プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、プロの道は独創。
またそうでなきゃ通用しない。だから苦しいが喜びも計り知れない。
                                   升田幸三
 
1993年10月28日、アメリカW杯アジア地区最終予選でサッカー日本代表
イラク代表と対戦して、2-1でリードした後半ロスタイムにまさかの同点
ゴールで追いつかれて、そのまま引き分けてしまい、W杯出場は夢と消えました。
 
あれから約18年。昨夜のアジア杯での戦い方は日本サッカーの大きな成長を
実感するものです。また、先発した選手たちの過半数以上が海外のクラブに
所属している時代になり、国際試合のプレッシャーをものともしないほど、
たくましくなりました。
 
これも18年間に培って日本代表はようやく日本代表としてのスタイルを
築くことができたからでしょう。
 
昨夜の勝利は日本に「プロサッカー」が完全に根付いたことを証明する
勝利だと思います。