御恩

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この御恩は、忘れるまで忘れません
 
                   野原しんのすけクレヨンしんちゃん
 
40年前、小学校入学した頃ははっきりと覚えていないけれど、学校で叱られた
ことはよく覚えている。それは廊下を走り回ったり、教室の中でボール遊びをして
ガラスを割るなど、今思えば叱られて当然なことをしていたのだが、とにかく一人
だけ厳しい男の先生がいて、ビンタやげんこつをされた。ちなみにこの人は
体育会系の代表格のような熱い・・・いや、暑苦しくなるような先生。サッカーの
指導者として、市内では知らない人がいないと言われる有名な熱血漢であり、
当時は30代前半の勢いがあって最大週間風速を吹かしていました。
この先生が5年生の終わりに転勤されて、急に学校が広く感じて、せいせい
しましたが、しばらくすると、もの足らなくなって、寂しくなるから不思議なものですね。
 
この恩師とは今も付き合っています。相変わらず肩で風を切って生きて
います。別にカッコ付けているわけじゃないけど、不滅の前向きな精神が
そういう行動をさせるのでしょうね。
 
そんな恩師が先月下旬に予告もなくギャラリーに現れて、
 
恩「おまえ、がんばっていい文章を書いてるじゃないか。見直したぞ」
 
と、山口新聞東流西流のコラムを最初から読んで激励してくれました。
 
中「先生、ありがとうございます。でも、びっくりしました。なぜなら先生と知り
  合って初めて誉めてもらいましたからね。先生・・・似合わないことをすると
  年齢的にそろそろやばくないですか?健康診断でも行かれたらどうですか?」
恩「バカもん!」
 
と、笑いながらいつもの元気の良い言葉が出たので、ホッとしました。
まあ、40年も誉めてないのだからこのまま誉めてもらわなくて構わなかった
のですけどねえ~~。こちらも慣れてないためか、素直に喜べないのは
心のどこかで歯向かっていける恩師であって欲しい願っているのでしょうね。