高校生や中学生が試合ばかりやって、何をトレーニングできるのか。
まず練習をしなければ、うまくならない。その練習で鍛えた成果を
試合で試し、試合でできなかったことを確認して練習し、また試合で
試すという順番のはずだ。しょっちゅう試合をしていると練習できない。
春から秋のシーズンの間にも、１ヶ月くらい試合をやらず、
練習ばかりをやる期間が必要だ。
現代の高校サッカーは公式戦が多くあり、実戦経験が多く積めますが、
反面、ゲームの繰り返しに流されやすくなり、立ち止まって必要なものを
考えることや確認する暇がありません。
このバランスを取るのは難しいけれど、チームの成熟度を指導者が
見極めて、シーズンのプログラムを作って、ピークをどこへ持っていくかの
ビジョンを明快にしていかなくてはならないのでしょうね。
