何が形成不利にさせているのかを見極めることである。
駒の損得なのか、駒の動きなのか・・・相手と比較して、
こちらが不利な要素を考えてみるわけだ。
その結果、ひとつでもこちらが勝っている要素があるとする。
主張できることがあるとする。となれば、それをなんとかして伸ばしていく。
そうすることで、逆転する可能性が生まれてくるのである。
熱心なタイガースファンで知られる谷川九段。
ちなみに上記の言葉の続きに
「勝っているものがまったくなかったときはどうするか」
について2パターンほど書かれていて
相手に離されないようになんとかついていって最後に逆転を狙うか、
あえて早めに仕掛けることでリードしている相手を動揺させる手段です。
どちらも今のタイガースには有効な作戦のように感じますね。