宣伝を賢明に、継続して使用すれば、
国民に天国を地獄と思わせることもできるし、
逆に極めて惨めな生活を極楽と思わせることもできる。
逆に極めて惨めな生活を極楽と思わせることもできる。
子供の頃、山口では視聴できるプロ野球と言えば兎軍の中継だけ。
よってプロ野球に興味を持つ子供は兎軍ファンが圧倒的に多かった。
私はそんな環境の中でも変わらず虎ファンのまま。
むしろ反発する気持ちからよりタイガースへの愛情を求めて、
まだまだよく読めない新聞のスポーツ欄を広げて選手名を写経したり、
同級生の兄からラジオ中継で聴けることを教えてもらってからは、
厳しい電波状態にもめげずにラジオに耳を傾けていた。
虎ファンとして不便な環境が逆に虎ファン魂を大きく燃やした。
結果、自分の楽しみを開拓していく精神が身に付き、他人に頼らない行動力が
養われた。これはたまたま偶然の積み重ね。だけど、やっぱり目先の便利な
情報に甘えずに虎道を貫いたことが育てたのだ。
ところで、現代はインターネットなどのメディアが発達して、
24時間いつでもどこでも手軽に情報を得られる社会。
こんな時代、お笑いタレントでなくてもいつの間にやら
知らない内に染められてしまうかもしれない。
だから気を付けるよりも便利なものに甘えないこと。
そして、不便不自由を楽しみ広い心が必要なのでしょうね。
