ちゃうちゃう

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子供の頃、「違う」という言葉はなんて冷たいと思っていた。
「違う」と言われたら全人格を否定されたような気分になった。
たしかに間違ったことをしているから言い分は正しい。
でも「違う」という言葉に馴染めなくて、カチンときて反発していた。
 
そんなある時、笑福亭鶴光さんのラジオ番組で「ちゃうちゃう」という言葉を知った。
大阪弁で「違う、違う」ということ。なんとも情があって温かく感じた。
人を包み込むような寛容さがあって、素晴らしいと感動した。
それから私は違うことを「ちゃうちゃう」とよく言うようになった。
 
ところがである。近年、大阪に橋下氏が登場してからこの「ちゃうちゃう」の
文化のデメリットをたくさん知った。あれれ、あれれと言いたくことがあるある。
きっと「違う」というハッキリとした意思表示が示さないことで、
どんどん大阪はちゃうちゃう文化の街になってしまったのだろうか?
ちなみに私はタイガースファン。
そうか、それでタイガースもちゃうちゃう文化に染まっているかなあ??
 
いえいえ、そんなことはありません。そんなことはないと思い込みましょう。
それよりもちゃうちゃうタイガースを応援している私の周囲には温かい人が
たくさんいます。ちゃうちゃう文化を愛している私を応援してくれる人たちです。
おかげさまで、今年は18年ぶりに優勝した2003年の時よりもたくさんの
タイガースグッズやお菓子、お酒をいただきました。皆さん虎さんが不調なため、
私が落ち込んでいるのではないかと心配されてプレゼントをくださいました。
 
誠にありがとうございます!
 
このご恩はお返しできますようにこれからも一生懸命頑張ります。
タイガースや母校の応援、そして、仕事、すべてにおいて。
でもその行動にブレや間違いありましたら遠慮なく言ってください。
「ちゃうちゃう」と言って、前向きになるように教えてください。
どうかよろしくお願い申し上げます。