品格

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評価されるなんていっさい必要なし!
音が好きならば、音になってないといわれようと音を出す
これが前提だな
 
                       岡本太郎
 
今朝、山口新聞を読んでいましたら市美術展で思わぬトラブルの記事を発見。
出品規定が未発表作品(他の公募展覧会で出展されていない作品)なのに
堂々と同じ作品を出して入賞したが、来場した鑑賞者からの指摘で判明した。
私に言わせれば、これはたまたま見つかっただけ。少しだけ作品に
加筆(後日、作品に描き加える行為)して出品する人や習っている先生の
絵柄(アイディア)などで出す人などなど、「美術家」になりたいというよりも
「有名」になりたくて、みなぎる野心が大噴出してモラルが低下している時代だ。
そういう風潮の昨今、この人はその渦に巻き込まれてしまっただけだと思う。
だから今一度考え直そう!美術家になるためには何をするべきなのか?
何を求めて、やり尽くしていくのか?美術には素人も玄人もないけれど、
玄人になることを求めていかなければならない品格は育たないのでしょうね。