飾り立てた服装をしている人は高尚な趣味の持ち主ではあるかもしれないが、
その人が立派な人かどうか、健全な人かどうかは、他のところを見なければならない。
それと同じように、美徳、すなわち頑強な精神は、虚飾とは無縁のものである。
美徳を備えた人間とは、裸一貫で勝負する、いわば精神的にたくましい人のことである。
そのような人は、飾り、肩書きを嫌う。
なぜならそのような飾りは力を発揮するときの邪魔になりうるし、
もともとは何らかの欠点を隠すために作られたものが多いのだから。
ユニフォーム姿は、とても正直なものだ。特に後ろから見た時はわかりやすい。
前から見れば勇ましくて、やりそうに思えなくはないが、後ろから見た時に
その選手の誠実さや文化、能力があるかないかを感じることが多いものだ。
だからしっかりと練習しよう！しっかりと準備すれば背中にオーラが生まれてくる。
特にそのことが単純明快に現れる高校サッカーは思う以上に純粋な競技だ。
