やったぜ!

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「美術」ってなんでしょうかね?と尋ねられたら「それは人間から生まれる不思議な才能だ」と答えようと思う。これは絵画や彫刻、工芸など、いわゆるアートと称されるものだけではない。人が関わること、人が存在する場所。とにかく、そこに人がいれば新しい才能が誕生する。人は誰でも才能の種を育てられる畑なのだ。
 
だから才能の種を蒔こう!きっと花は伸びて咲くのだ!そんな思い込み、夢いっぱいの心には種は育って芽が出てくる。たとえ、ささやかにしか咲かない花でも信じて咲けば美しく感じる。
 
そうなんだ。人生は価値のあるものを信じて生きていくことで不思議な力が湧く。
これが美しいと言われるもの正体なんだ。「美術」と言われるものの本質は才能を
信じていく力が在り続けることなんだ。
 
ところで、本日の午後、携帯電話へメールが届く。母校の後輩で大学生の友人からだ。およそこの瞬間、中身についてはわかっていた。ピンときてくるから、やや興奮しながらメールを開く。やっぱり朗報だ。おめでとう!来春から先生になるんだね。ほんの少し背中を押した若者が成長してくれた。なんだか自分のことのように嬉しい!素敵な感動をありがとう!また、1つ美しいと思える世界に出会えて感謝します。
 
※画像は三浦朋子さんの作品「サッカー小僧」。