カレンダー

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10数年前の夏、遠くに引っ越した友人がいた。もともと転勤族。たまたま仲良くなった。中でも幼稚園児のおしゃまなT子ちゃんは、私によく懐いてくれた。おかげで短い期間だったが楽しい交流となった。

この思い出に感謝するため、クリスマスにカレンダーをプレゼント。するとT子ちゃん直筆の手紙とカレンダーが部屋に飾られた絵が送ってきた。おおー、とても喜んでいる。やったね。よし、それならと毎年プレゼントして上げよう!

こんな単純な動機から始まったカレンダーのプレゼント。そして、届いたら年に...
1度ほど電話でT子ちゃんと話すのが恒例行事へ。小学生時代、T子ちゃんはカレンダーに書かれている詩をすべて暗記。こっちはうる覚えだったから、それがばれないように冷や冷やしながら話す。中学生、この頃からは、しっかりとした語り口調。ずっと会っていないが、成長した姿を想像することができた。

そんな彼女も今や大学生。時の流れを感じる。カレンダーは彼女のいない友人宅へ送るようになった。まあ、帰省した時にでも見てくれたらいいさ。そして、今年も「のはらうた」のカレンダーが制作されたと連絡が入る。また、年末に送ってあげよう!友人との架け橋なのだからやめられないな。

2014年 のはらうたカレンダー
詩:工藤直子 版:保手浜孝 1冊1785円