山口県代表・久賀高校 きみらの姿に原点を見る
圧倒する体躯の選手もプロの目を惹く技の持ち主も きみらのチームにいない
バッタバッタの奪三振ショーも 耳をつんざく快音の響きも何一つない
あるのは少年の体の 少年の力の 少年の技の 高校野球そのもので
それはきっと少年の心の発信ということである だから白が似会う
勝つ力量はなかったが 存在する価値は立派にあった
怪物のいない夏は少年を見よう 怪物に驚嘆することもいいが
少年の顔と姿に出会うこともなかなか捨て難い
出場した岩国高とノーシードから見事勝ち上がった熊毛南が対戦する。
やや岩国が優勢なイメージはあるが、久賀と華稜をそれぞれ甲子園に導いた
熊毛南監督の手腕に期待したい。もしこの試合に勝ったら本当に素晴らしい。
それまで甲子園に出場したことのない学校を3度に渡って勝たすなんて、
それはもう指導力というより青春とは何かを知る達人と言うべきだろう。
どんな決勝戦になるのか、明日28日がとても楽しみです。