山口県代表・久賀高校 きみらの姿に原点を見る
圧倒する体躯の選手もプロの目を惹く技の持ち主も きみらのチームにいない
バッタバッタの奪三振ショーも 耳をつんざく快音の響きも何一つない
あるのは 少年の体の 少年の力の 少年の技の 高校野球そのもので
それはきっと少年の心の発信ということである
だから白が似会う
勝つ力量はなかったが 存在する価値は立派にあった
怪物のいない夏は少年を見よう
怪物に驚嘆することもいいが
少年の顔と姿に出会うこともなかなか捨て難い
本日、母校野球部と対戦した華稜高校の監督は、1999年の夏の大会に県東部の
廃校になった小学校を合宿所にして、自然豊かな田舎へ集った若人たちを鍛えて、
悲願だった甲子園出場を果たして日本一のお年寄りの街に活気を与えました。
ところで、この夏の母校野球部のキャプテンは小柄ながらマスクを被ぶり、
グランドに散らばった投手を含む8人の野手へ一人一人の小さな力を合わせて
いくぞ!という熱い闘志が画面越しにも伝わってくるのがとても眩しいですね。
どうか明日もベストを尽くして頑張って戦ってください!!!