学び

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美術を学ぶことは美大生や若者のためにあるものだと思われがちだが、実は幾つになっても終わることなく必要なものである。もちろんこの事実を多くの人たちが知っている。ただし、それは人から教わるものではなく、自分自身で探して学ぶという真理はあまり知られていない。誰かに教えてもらった知識は、誰もが簡単に手に入れられるレベル。一般的で普通で何の特徴にも専門にもならない。美術とは答えのない世界。その人にとって何が正しいのかは、創作していく中でわかってくるもの。だからいろんな文化をそのまま素肌で感じ、それが何んであるのかを手探りで求めていく。その中にある表現の種を見つ出し、育てるために何が必要なのか知恵を絞ってみる。これが美術を学ぶ原点。あとはひたすら前に向かって努力するエネルギーがあったらいいのだ。