敬老

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昨日、ホームセンターへ行った時のこと。私は必要なコーナーしか回らないため、いつも滞在時間は限りなく少ない。それなのにいくつものアトラクションと出くわした。まず最初はミュージカル!私の行き先に鼻歌を歌いながら回る老婦人。あまりにもオリジナリティに溢れていて、さっぱり何の曲なのかわからなかったが、明るくて陽気な空気を振りまいていった。次にレジ。突然、順番待ちを譲った老女からいきなりポイントをもらって欲しいと言われる。速攻で店員から駄目だしされたが、こういうタイプの人に理屈が通る訳がない。そこで押し問答になる前に、「お気持ちだけいただきます」と言って、にが笑いしながら後にした。やれやれと思いながら車に向かっていると、目の錯覚なのかと疑うシーンが待っていた。最後は台車に乗った老人だ。おそらく短い距離だと思うが、まるでセグウェイに乗ったように、嬉しそうな顔をして目の前を去って行った。嗚呼、山口県は高齢者が多いというけど、それはユーモアがあるからだろう。他人を気にしないマイペースさこそ、自分らしく生きている証拠。思わぬ形で長生きの秘訣を体験する。