つうと言えばかあ

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ことわざの「瓢箪から駒が出る」なんて言うけれど、冗談半分で言ったことが本当に実現することだってあるのだ。先月、可愛い後輩君から共通の恩師が退職金を注ぎ込んで建てたカフェのお祝いを頼まれる。おお-、永遠のガキ大将で一生青春を楽しんでいる、あの先生のためにプレゼントしようとは素晴らしい心掛けだ。早速、リクエストがあった書家・村上真実さんにお話しところ快諾をいただく。やっぱり乗りが良くて前向きだ!ただ、元原稿の言葉(コピー)が正直すぎる。商売下手な恩師を気遣って考えたフレーズだが、あまりにもストレートでわかりやすいもの。やさしさが透けて見えてしまう。そこで少し言葉をアレンジして洒落っ気を満載する。そして、何よりも真実さんの創造力によって、われわれの熱い思いは成就されていった。嗚呼、アートって心と心が阿吽の呼吸で繋がった時、こんなにも面白い化学反応が起きるものだ。新しい創造のチャンスをいただいた後輩君に感謝、真実さんのイマジネーションに感謝いたします!※画像はこの作品のためのラフスケッチです。事情をお話したら、その場ですぐに描いてもらい、つうと言えばかあとはこういうことだと思いました。