信じる

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今流行っていることを追っかけるなんて儚いもの。眩しさに引きずり込まれて、あたかも知ったように顔をしている内に、やるべき大事なことの時間を失っていく。こつこつと地道な努力を重ねても上手くいかず、ついつい焦って健全な志に背負向けて、悪魔のささやきに同意して個性を埋没させるのだ。特に若い時というものはそんなウィルスにもろいもの。何かの拍子に触れると簡単に感染してしまう。軽薄な流行に汚染されて人生の歯車が狂わされていく。残念ながらワクチンという便利ものはない。すべては自然治癒に頼るしかない。個人個人の免疫力によって解決するしかないのだ。だから美術家と言われないのなら少数派でいることを恐れてはならない。つまらないと言われるものでも、本人が面白がって創意工夫するのなら、必ず誰かが気が付いて評価してくれるものだ。つまり無駄を承知でつまらないと言われても、自分を信じて創作することに美術家としての存在意義がある。そうだとわかったのなら、とことん前向きな心で進んでいこう!美術の世界は無駄と遠回りほど価値がある。迷わずにその一歩を踏み出しいきましょう!