自覚

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約8年前、途方に暮れていた学生と出会った。どうしたのかと尋ねてみたら、それなりに打開しようと努力したものの、ついに万策尽き果ててしまったと言うのだ。だったらもっと頑張ったらいいじゃないかと励ました。もう迷うことはない。絶体絶命のピンチに立たされているのなら、そこから何かできることやっていくことだ。ただし、自分で何をやるべきかを決めなければ状況は変わらない。自分の持ち味を活かして、必死に道を求めてこそ活路が開けてくる。自分という土地を肥やして、それにあった種を蒔いて、身の丈にあった花を咲かせる。誰でもが知っている単純なメカニズム。行き当たりばったりで、創作はするものではない。自分の人生において創作の目的や意味を問うことが大事なのだ。最初の数年は全く理解できないまま時が過ぎていった。しかし、いろんなことに経験していく内に、自分自身の力が芽生えて心は変化していった。やっぱり見込みはあったのだ。そして、30歳になった今、さらに意識は高まっている。もっともっと伸びようぜ!自分にしかできない表現を求めていきましょう!