違和感

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イソップ童話オオカミ少年。村外れの羊飼いの少年がある時、退屈しのぎ「オオカミが出た!」と叫んで騒ぎを起こし、何度も同じように嘘を繰り返して、駆けつけて来た大人たちを嘲笑い、結局のところ本当にオオカミが現れた時に、誰も助けに来ることもなく羊が襲われる物語。このお話の教訓を上げるとしたら「嘘をついてはいけない」。それと「善良な一般人に最初の嘘は効く」の2つだ。矛盾しているけど事実だと思う。それにしても嘘というのは言い過ぎかもしれないが、腑に落ちないことを堂々と言う人が増えてきた。先日もあるテレビ局のニュースの特集で、その分野に多少の知識がある人なら、違和感を覚える話題が取り上げていた。言葉だったら何でも言えようが、流れてくる映像を見ていたら正直なもの。言語で理解するのではなく、そのものの本質を感性で触れたのなら、何が正しいのかが明白にわかってくるのだ。これから先、感性を磨かなかったら、言葉巧みに近づく罠に陥る危険は高くなるだろう。そうならないために、太古の昔からある最大のセキュリティ、違和感が生まれてくるように、自分の目と耳、肌で感じて判断していこう! ※画像は広沢仁君の年賀状です