誰でも美術の才能は最初から備わっているわけではない。たしかに入り口では手先の器用な人、感受性の豊かな人など、諸条件で有利になる人がいるのは間違いない。しかし、それは一歩二歩くらい前へ行ける優位性。いつでも挽回できる至近距離にしかならない。どんな条件の人であっても、美術になりたいと思い込むことは、あくまでもはじめの一歩であって、単に人としての成長の場を得たことに過ぎない。美術の才能というものは継続する情熱の証しなのだ。だから才能がないなんて言わないで、とにかく次の段階に進むための努力してみよう！美術家っていうのは決して特別な人がなる職業ではない。いくつもの偶然のひらめきに出会うために、こつこつとありとあらゆる創意工夫を積み重ねて、やってきた美術家へのチャンスを全力でつかみとろう！
■公文知洋子 SAKIORI World 2017年3月3日（金）～13日（月） 11:00-19:00 定休日 3月8日（水）定休日 公文知洋子サイト http://www.chiyokokumon.com/
