そのままの個性

イメージ 1


創作というものは実に奥深い。美術家を目指す人なら決して甘く見てはいけない。自分の好きなことだけを極めても一番の欠点は置き去りになったまま。ただ憧れているものに陶酔し、いくら名作をなぞっても発展することはないだろう。本当に才能がある人だったら、なぞろうとして自分が勝手に出てくる。言い換えれば立派なお手本があっても、いつの間にやらその人らしくなっていく。それを見逃さずに発見すればいい!これまでの美術に合わせるのではなく、固定観念を払拭して自分にしかない個性を尊重する。最後に決めてなるのは知識よりも感性から生まれる想像力だ。俺の探していたものはこれだと言える、代わりの利かない唯一な表現を目指していこう。

■「HAZAMA~~間~~」(防府展 作品展示会)小野紗耶加(絵画)、櫛部華代(染色)、瀧口惠璃子(書)、松下宏明(玉祖窯)、松村憲治(金属アート)、間鍋竹士(陶芸)、森本幸代(フラワーデザイナー)、吉田朱里(造形デザイン) 2017年10月4日(水)~31日(火) 9:30-16:30 月曜休館 入館料 大人300円、小中学生150円 英雲荘 防府市お茶屋町10-21