内なるものへ

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美術というものは創る人も観る人も、それなりに場数を踏むべき世界である。感性とは一朝一夕で素晴らしいものになることはない。とにもかくにも既存の価値観に立ち止まらず、前へ向かって勇ましくアクションあるのみだ。今、ここで、できることで実力を試し続けてみよう。ただし、その結果(速報値)だけで実力を計ってはいけない。仮に偉い人が評価してもらったら、世間の人はそれに習って称賛し、自分自身もその気になれるだろう。しかし、それは自分の外側にある評価でしかない。世の中は常に移り変わるもの。すぐに新しい時代の波に呑まれて、実態のない自信は消えてしまう。瞬間最大風速に惑わされずに、自分らしい風を吹き続けていく。即ち、しっかりとした価値観を持つことで、自分が期待している自分になれるのだ。美術とは明快な答えのない世界。その道は歩む続けることで意味が生まれる。どこまでも成長しするために、感性を変化し続けて楽しんでいこう!

■あなたが好きです 岸透子 重田園子 中野寿子 2017年11月3日(金・祝)~12日(日) 11:00-19:00 定休 11月8日(水)