先日、若者たちと談義していた時に、私の周囲に若い女性が多いことを指摘される。おおー、さすが若者！ズバッとストレートに聴くものだ。そこでその理由を淡々と述べた。これは私の若い頃に違い、美術大学の男女比が逆転し、必然的に若い美術家志望の女性が増えただけ。私の若い時代は男が多い業界で、例え若い女性がいても尖った人ばかり。今のような女子力の高い空気はなかった。この世界に長くいる内に環境は大きく変化していった。だから意図的にしている訳ではない。望むと望まないに関わらず、どうしても避けられない流れだったのだ。つまり自然科学者のダーウィンさんの「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」という言葉ではないけど、私なりに若い彼女たちと付き合うために努力しているんだぜ！と強引にまとめて語った。正直、世代間ギャップや厳し過ぎる言動にならないように勉強の連続。ただし、めちゃく楽しく学んでいます！それは喜ぶ笑顔を見ると嬉しくなるから･･･、決してよこしまな考えじゃありませんよ（笑）。それはさておき、これから先に再び比率が変わるかもしれない。そうなっても前向きに現象を捉えて、ベストに活かせる手段を見い出すのみだ！
