ドンマイ!

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つい最近、作品制作に悩んでいる若者と出会う。さすがにテンションが低くて、曇った表情のまま冴えなかった。私はこういうケースの時には、「こんな日もあるさ」と言って、現状を肯定することがほとんどだ。なぜなら一生懸命に制作している人なら、これは成長して美術の視野が広がり、目標が高くなって壁に直面しただけだ。自分らしい個性的な作品を目指すから苦しくなる。決して才能がなくて苦しいのではない。こういう時は制作のリズムが単調になっていることが多い。今までと同じテンポでやるから突破できない。過去の経験を元にして、ほんの少し角度を変えてみたり、やや違った素材で挑戦するなど、たくさんのアイディアを求めてみよう!人間はみんな違った個性があって、しかもそれは年齢とともに変化していく。ずっと同じであるはずはない。作品も変化するから新しいと言われるのだ。スランプは産みの苦しみだと肝に銘じ、前向きに努力して乗り越えていこう!