実るほど頭を垂れる稲穂かな

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美術を真面目に勉強してきた人たちは、人あたりが柔らかくてクールな目を持っている。無駄な議論をして争うことはない。腰を低くしてそれぞれの個性を認め合う度量がある。無理矢理に自分こそが正しいと言ったところで何の意味もない。むしろ相手の良さを活かして自分の世界観を広げていくのだ。世の中の価値観というものは刻々と変わっていくもの。どんなものも1つの例外なしに時の流れと共に変化する。今現在、素晴らしいと言われるものでも、明日という日が同じ評価であるとは限らない。実るほど頭を垂れる稲穂かな。このことわざは実に上手くできている。人生をあるがまま受け入れるから学びになる。

昨日、初めて会ったのにも関わらず、しっかりと美術談義に華を咲かせ、美術の面白さや楽しさを深く語っていた。お互いの創作物を観て、自分の創作を見つめ直す。他の人の作品を観て感じることで、自分自身の成長に繋げられるのだ。自分の作品を個性を知るために仲間との意見交換を大切にしていきましょう!

ななつぼしてん 2018年6月29日(金)~7月8日(日) 11:00-19:00 定休 7月4日(水) 安立誠、小野さやか、河野如華、白岩裕子、原田優衣、山口功、大和佳太