規律

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美術作品のつくり方には、一つの法則があるように思う。細かいルールをなくして、あまりにも自由になりすぎると、かえって戸惑ってしまうもの。ある程度の制約を設けないと創作はやりにくいものである。だから先人の美術を学び、それを破壊しては再生させる。過去にあるものをバラバラに解体して、自分なりに組み立てて新しいものに変えるのだ。決して誰もがよく知らないものや想像できないものにしてはならない。独自能力とはルールのある社会の中で、価値観を反発させることで生まてくる。つまりあなたの周りにあるものはすべてお手本なのだ。平凡な日常の中にある美しさを発見できる観察力を磨いていく。そして、見えないものが見えてきたら、豊かな創作ができるようになるだろう。