慈育

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知り合ってから5年以上の歳月が流れた。出会った頃のことを思い出したら、未来とは実によくわからないものだ。美術学校などで専門的に学んだ経験がない人。この世界について右も左も知らなかった。もしかしたら今も同じなのかもしれない。それでも自分らしくひたむきに創作活動をしている。一瞬一瞬に浮かぶイメージを大切にしながら豊かに表現していく。本当に美術と相性の良い感覚の持ち主である。

その根底には自分の創作物を観る人が、少しでも楽しんで欲しいと願う、謙虚で純粋な思いが充満している。変なプライドを持ってもいなければ、自画自賛する自惚れた様子もない。遠回りして辿り着いたから有難さがわかるのだろう。見た感じやわらかくて弱々しいのは、これからのまだまだ伸びしろがある証拠。つまり心が枯れてくると堅くなっていくし、強い意志は折れてしまいやすいもの。やさしく自由な発想が個性なのだからそのままでいい。美しい感性をそのまま育んでください。これからも楽しみにしています。ファイト一発!