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昨日は長年お付き合いがあるNPO法人を主宰する方を訪ねて下関市へ。ひさしぶりにお会いして親交を深める。それにしてもいつもと同じ溌剌とした表情。とても還暦を過ぎたとは思えない。そこで秘訣についてお聴きすると、「自分が好きなことをしているから元気なんでしょうね」とスマートに語られた。これまたいつも通りの単純明快な答え。思ったことをわかりやすい言葉で語れるから、事務所内には風通しの良い雰囲気が漂っている。
ちなみに業務は訪問介護サービス。今の時代、人材確保の難しい。だけど、ここは離職者が少なく、前向きなスタッフが多い。なんとも良い風土。このことについても尋ねたら、「面接の時に自分にない個性を見つけること。そうしたら称えあえる関係が築ける。お互いに良い所を見て、高め合っていくことが大事だ」と言われた。さすがである!これはまるで金子みすずさんの「私と小鳥と鈴と」の詩の中にある一節「みんなちがってみんないい」と同じだ。この有名なフレーズを正に実践しているのだ。それぞれの個性を受け止めて、その人らしい長所として尊重していく。お昼休みの短い時間。30分もお話しできなかったけど、ダイレクトに心に響く刺激をいただいた。ありがとうございます!視界が広がりました。感謝するとともに俄然やる気になった。