ほんの少し前、たまたまお越しになった方から、自分としてはすごく頑張っているのに、それなりに結果が伴ってくれません。どうしてなのでしょうか？と尋ねられたことがあった。そこで実際に作品を観たことがないので、適切なアドバイスはできませんが、今の努力の方向性を見直すことを勧めてみた。おそらく同じような制作過程を繰り返し、同じような作品ばかりになっているのだろう。
私個人としては制作と作品はイコールで、その人らしい制作過程から、その人らしい作品が生まれると考えている。つまりいろいろと試しながら、自分にしかできないやり方を発見して、すぐに実行に移して能力を確かめていく。そうやって制作に過程にこだわれば、作品にも同じようにこだわりが生まれて、次第に面白さが増して楽しくなるでしょう。また、迷うことがあっても、方向性が見えているので、具体的な改善点も見えてきやすい。どうか後天的な才能を磨くために、努力を惜しまずに頑張ってください、というようなアドバイスをしました。
■村上真実 書展 『ゆめ』と『はな』の言葉で遊ぶ 2018年10月12日（金）～21日（日） 11:00-19:00 定休日 16日（火）、17日（水） ※案内状の定休日は間違っていました。正しくは10月16日（火）と17日（水）がお休みです。お詫びして訂正させていただきます。
