変化する

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石ころは川の水に流されて運ばれると、いくつもの障害物とぶつかって、とうとう角がなくなって丸くなる。裏を返せば、石ころは何かにぶつからなければ、いつまで経ってもキザキザのまま。いろんなものにぶつかり合うことで、尖ったものが削られて丸く磨かれていく。

美術家もこれと同じようなもの。美術についてに真摯に向き合い、デザインや技術を変化させていく。今の自分に安住して何も変えずにいると、古臭い表現だと言われてしまう。創作は基本的なものを学んだ後に、革新を繰り返すことで、自分らしい個性が発揮されていく。いろいろな仲間と語り合って、自分の素晴らしさを見い出してみよう。その勇気が未来の扉を大きく開く。同じことを続けるのではない。挑戦することで創作を明るく変化させてくれるだろう。

吉田朱里 ゆくえのその先 2018年11月23日(金・祝)~27日(火) 11:00-19:00(最終日は18:00まで)