振り返る

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12月はこの1年間を振り返るためにある。自分なりに取り組んでいたことをできる限り思い出し、理想に対してどれくらい頑張ったのかを見直してみる。予想通りに上手くできたものは何か。思いっきり集中したのは何だったか。期待外れで撃沈したのは何だったろうか。できるだけ具体的に掘り起してみよう。なぜなら新しい年にやるべき課題を設定するために役立つからだ。改善すべきことを知って、あらためて勉強していく。決して臭いものにふたをしない。裸の魂になって良く悪くも受け止めよう。
美術家も同じように期待と成果を比較して現状の力を把握した方がいい。自分の創作活動を確認することで、意外な発見が多く生まれてくる。それは自分が好きな表現だと思っていたことが、実は期待通りの結果にならないことが結構あったりする。自分が勝手に好きだと思い込んでいるだけで、本当は自分にとって不得意の分野なのかもしれない。実力を発揮するためにふさわしいフィールドに立つことが大切だ。つまり自分の好きなことの中の得意分野とは何かを知っていこう!なんとくできたではなく、次にもっとできるために、基礎となる試金石を見つける。できることをもっとできるようにするために、得意分野をレベルアップし、足を引っ張る弱点をそれなりに克服して、自分の個性を活かした創作をしていきましょう!