多元主義

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「仲間」という言葉を「チーム」に置き換えたら、なんだかスッキリとした感じになる。「仲間」という訳のわからない排他的なしきたりや正体不明の中心軸を信じ込む集団より、「チーム」として透明性のある人間関係で育まれたものは、外から見ていてもわかりやすくて、とてもクリーンな印象が伝わってくる。
つまり「仲間」とは自分たちで決めた絶対的な価値観をシェアすること。大多数の意見を正しいこととして、名もなき少数派の声を黙殺していく。これに対して「チーム」とはウィンウィンになれる間柄。誰かの情熱によって生まれた発想を、みんなでより面白くなるように、あれこれと激しく議論していく。だから天の声は存在しない。ただし、一つ間違えば理想にばかり走ろうとする青臭い連中のことだ。それでもそっちの方が良い!美術という世界は計算できないことばかり。常に変化する価値観の中で最高の表現を求める。様々な個性を持っている人を集めて、多元主義になれる風土を作っていこう!
■クラフト 木の実植う 2019年2月1日(金)~10日(日) 11:00-19:00 定休日 2月6日(水) 今本由実(フェルト)、いいだみつこ(ガラス)、河野令二(木工)、伴裕子(陶芸)