しっかりとした夢を持てたのなら、日々の過ごし方も変わってくる。何かを目指して頑張ろうと決めれば、普通の人と同じようなことに、しあわせを求めたりはしないもの。本気で夢を追いかける人は、あれこれ屁理屈は言わずに、広い視野できびきびと行動し、お手本とするものを見つけては、自分自身の振る舞いを正していける。その日その日の小さな修正を積み重ねて、今してることを意味のあるものして、成長することで描いた夢の場所へ進めるものだ。
昨日、ひさしぶりに末永君と語り合う。いつも彼からは教わることばかり。最高の知恵袋と言ってもいい存在だ。この日は東京都現代美術館の教育普及の企画「アーティストの1日学校訪問」で、彼が講師として現場で感じたことを聴かせてもらった。ちなみにこれは毎年度作品を所蔵しているアーティストを1、2名選んで都内の学校に生徒との交流を目的として授業のこと。毎回いろんな想定外の反応があって、とにかく楽しいと言いながらも、影響を与えてしまう世代だから、慎重にやらなくてはならないとも語ってくれた。いつもながら誠実な人柄が見えてくる。きっと大丈夫だよ。美術を愛する講師がやるのだから、授業は自然に楽しみながらできたはずだし、そんな講師の姿を見た生徒たちも同じ気持ちになっただろう。ワークショップは鑑になる人が肝心だ。これからも胸の中にある熱い心で、美術の楽しい輪を広めてください！
■HAERT2018関連企画展 ストレンジミックス 2019年2月22日（金）～3月3日（日） 11:00-19:00（最終日18:00） 休廊日 2月27日（水） [出品作家] 白藤さえ子、末永史尚、西澤佑、平井槙
