おじぎ

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数週間前、信号機のシステムに詳しい方とお会いする機会があった。その時に私は「まるでモーゼの十戒の海割りのように、あれよあれよと言う間に交差点をくぐり抜けて、あっという間に目的に到着することもあれば、反対に次々に赤信号で止められて、イライラしながら運転する時があるんですよ」と、正直な気持ちを赤裸々にお話しをした。
すると「信号機はお互いが譲り合う精神の元に作られたプログラム。お互いの進路を円滑に走行するためにあるもの。もし、これがなかったとしても、お互いが無事故で走行することを第一にしていれば、おそらく交通の流れは澱みなく動いていけるはず。だから譲り合う精神が一番なのです。これを大切にしてください」という回答をいただいた。
おおー、さすがにプロの答えだ!すべてのことに通じる真理がある。みんなの心が1つになるなんて簡単なことではない。誰にも自分の目指す理想があって、それはみんな違ってみんないいのだ。しかし、いい人間関係とは互いの癖や性質がタイミングよく結びつくこと。この世の中は譲り合う気持ちがあったら、お互いの個性を尊重できるし、深く心が通じ合う感覚が芽生えてくる。絵に描いたような、きれいな人間関係になる必要はない。だけど、自分の個性を活かすために相手の個性を手本にしていくのだ。つまり譲り合うことは尊重し合うこと。引いては切磋琢磨することになって成長していける。いつも自分らしい価値観を発見するために他者を認めて創作していきましょう!