夢と信念

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人は信念があったら夢へ挑戦して失敗することを恐れなくなるもの。自分らしい夢を持って、そこに向かって進もうと思えば、他人の視線などが気にならなくなるのだ。つまり、その夢を見つけられるどうかがポイントなのである。裏を返して言えば失敗を恐れている人は、信念も夢も見つからずにいることが多い。ただなんとなく意味もなく仲間とつるんだり、すぐにお友達グループをつくりたがる連中は、おそらく本気になれるものが見つけられずいるからだ。もしその人が本気になれるものがあるのなら、お友達ごっこして遊んでいる暇はないはずだ。
松陰先生の言葉に「志定まれば、気さかんなり」がある。これは目標がハッキリと定まり決心がつけば、気力が自然に満ちあふれてくるという意味だ。例えば、美術家になりたいと決意した人は夢を叶えるために、持っているセンスや知識などを最大限にめぐらせて、最高のパフォーマンスを発揮するだろう。ただし、名誉や名声、収入は別なこと。これらは結果であって計算してできることではない。今流行っているもの、売れているものを目指しても、それは他人のコピーにしかならず、自ら生み出したものにならない。さらに時代の流れによって評価は大きく変化する。時の運不運に左右されるものに目を奪われてはいけない。
だからこそ美術家になるためには、自分にもっとも似合った夢(理想像)を発見することだ。いろんな美術に触れて自分自身の個性が活かせる世界を見つけて夢にしていく。こういう美術家になりたい!と、本気で思える夢に出会えたら後は努力あるのみ!才能は自分に合ったものしか芽生えない。未来へ向かって創作するために、ふさわしい夢を持って頑張っていこう!