４－１とリードしていましたが８回表に反撃にあって１点差に迫られ、
なおも二死二塁のピンチに江本はベンチに打者を敬遠するかどうか打診しましたが指示がなく、
そこで勝負をしたらタイムリーを打たれて降板してしまいました。
この試合後、この件について江本は新聞記者たちの取材で不満だったことを言いましたら、
翌日のスポーツ紙に「ベンチがアホやから、野球はでけへん」と首脳陣を批判した記事が載り、
事実に反していたのですが球団側は江本の言い分を聞き入れず、
結局は江本が責任を取って引退してしまいました。
ところで画像は1979年のもので、この年満場一致で選手会長になり、
「みんなで力を合わして頑張っていこう」
と発言して、１匹狼のような存在だった江本に熱い決意がありました。
