失敗は成功の母

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「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない」という名言がある。

そもそもそれなりのことを成し遂げようとしても、始めから一直線に上手くいくことはない。どんなに前もって準備しても、そのまま一度も失敗せず、成果を上げることはできない。失敗して初めて未熟なことに気づき、学ぶことの必要性に目覚めてくる。いわゆる試行錯誤という言葉のように、何度も何度もやり続けていけば、難しいことでもできるようになっていく。不十分の積み重ねの末に成果は生まれてくるのだ。

つまり、未来を信じて努力すること。この瞬間に最善を尽くしていく。ただし、プラスばかりを望んではいけない。なぜなら厳しい現実に目を向けず、成長への糧を見失うだけ。マイナスはその原因を追究したり、やり方を反省して改善することで、プラスに近づくことができる。つまり、才能を大きく伸ばすためのバロメーターなのだ。それ故、時々はやっていることを振り返り、初心と今を結んだ線上にあるものの、実りとは何かを確かめてみること。自分らしい個性を活かせるものを見つけることが大切になるのだ。