「あなたのインスピレーションやイマジネーションを抑えてはならない。模範の奴隷になるな」というゴッホの言葉がある。
また、「手なれたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ」という岡本太郎の言葉もある。
この2つの同じようなことを言っている。偶然によって浮かびあがる発想があるからこそ、予想もしていなかったチャンスにめぐり合えるもの。例えそれがアクシデントだとしても、ピンチや試練を乗り越えていったら、成長するためのチャンスになるだろう。つまり、美術に必要な技能や知識に縛られて臆病にならず、自らの感性を羅針盤に冒険していくこと。ワクワクしながらイメージを膨らませて、自分にしかできない旅を楽しもう！という熱きメッセージのように思えてしまった。
