追う幼い少年

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「天才とは、山の頂上まで蝶を追う幼い少年である」という名言がある。

世の中の人にでも好かれるような作品を創っていきたい。これは美術家を志した人が一度は経験しやすい願い。しかし、実際のところはそんなものはない。人それぞれ好きなものの基準は違っている。すべての人から好まれることはない。だから他人の価値判断に一喜一憂するより、自分は自分らしさを貫いて制作すればいい。

つまり、周囲の評価を気にし過ぎることなかれ。そんなことに捉われてしまうと、一番大事なものを失ってしまう。作品への批評には耳を傾けたとしても、自分らしい個性でアピールすることが大切だ。どこにでもあるようなものにしないために、愚直に個性を磨いてインパクトを強めていこう!