唯我独尊

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「クレージーな奴らに乾杯しよう。はみ出し者、反逆者、問題児、四角い穴に打ち込まれた丸い釘、ものごとを違った目でみるやつ、規則が嫌いな奴らに乾杯しよう。誰でも彼らの言葉を引用したり、反論したり、称えたり、けなすことができる。ただ誰も彼らを無視することはできない。それは彼らがものごとを変えてしまうから。彼らが人間を高みへと押し上げるからである」という名言がある。

創作する人は何となくあった作品傾向に身を任せて、自分の頭で想像することをやめてはいけない。既成にあるものに自分自身を当てはめていくと、枠の中に収まって抜け出せなくなる。これまでのやり方はこうだからと固定観念に捉われれば、自分で自分の可能性を閉ざしてしまうだろう。だから、他の人もできるところからはみ出していく。自分自身という唯一の存在を見つめ、個性的な特性を掘り下げていく。独創性とは奇異で目立つことではない。その人らしい世界観をまっすぐに貫くことなのだ。