緊張感

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「すぐれた芸術には、飛躍がある。創造だから。かならず見るひとに一種の緊張感を要求する」という岡本太郎の言葉がある。

「緊張する」とは、目的へ向かってピリッと引きしまって、心身ともに臨戦態勢に入っていること。どんな人にでもある潜在能力を発揮するために、ドキドキすることで血液が全身に行きわたって、すぐにやるべきことに反応できる状態をいう。ただし、この意識が過剰になればプレッシャーに変わり、防衛本能から熱やエネルギーは制御されて、普段の力も出せないまま空回りする。失敗したらいけない気持ちがマイナスに働き、焦りや不安などのスパイラルに陥ってしまう。だからこれが今の私の限界だと開き直って、思いっきりよくやっていくこと。最善を尽くして駄目だったら、それを学びにして活かせばいい。人生はどこまでも成長していけるはずだ。緊張感をリバンドさせて可能性を広げていこう!