非凡へ

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昨夏のリベンジ企画が再び疫病の前に翻弄される。残念無念と落ち込むより、本当に無力感にさいなまれる。これもみんなで協力し合ってくぐり抜けるしかない。1日も早くパンデミックが鎮静化して、誰もが自由に行き来ができる日を待とう。そう、早く戻って来い普通の日々。いつもことを普通にやって、普通にできたことを普通に楽しんで、普通を繰り返しながら普通に1日を過ごす。普通に徹することは普通に幸せなこと。なにも無理して特別なことをしなくてもいい。普通にできることに感謝すれば、普通だということに満足できるだろう。

しかしながら、彼はこの会期中にできることをすべてやろうとしていた。それは展覧会の前のあいさつまわりに始まり、会期中は併設のカフェとのコラボメニューや来場者の似顔絵イベント、トークイベント、ワークショップなど、まるで高校球児がイニングの攻守交代の時に全力疾走するように、人が見ているところで見えないところでも、手を抜かずによく駆け抜けていった。「みんなに『カッコいい!』て言われてチヤホヤされるより、たったひと言『あいつはいい奴だ』って親しみの感じる言葉がいい」と公言しているとおりだった。この1年、こんな状況にも負けずに驚異的な創作意欲に溢れていた。これからも、りおたワールドが発展し行くことを祈っている。そのまんま平凡が非番になるまで頑張ってください!