少年のような心で

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いわゆる大人って呼ばれる人は、常識とか経験とか、あるいはしっかりとした財産を持っていれば、渡る世間に鬼はなしなんて考えていたりする。さらにスマホなどでさまざまな情報をタイムリーに得ることができるれば、いろんなことの見通しが明るくなって、人生を謳歌していけそうな気持ちになっている。

そういう人たちの目には不思議なものは見えにくくなりやすい。ついつい既存の価値観でとらえてしまって、その思い込みから感性が働かくなかったりする。だからこそ、目を凝らしていこう。日常生活にあるものを静かに眺め、身の回りにある自然をやさしく眺め、そして、自分の心の中にあるものを眺めてみよう。すると、ちょっとしたことにでも「なんで?」と思うようになって、自分らしい発想へのこだわりが生まれくるだろう。

つまり、小さな疑問や小さな違和感を大切に育てていく。世の中にありふれたものや知識など、さまざまな当たり前だと言われることを思い直す。凝り固まっいる世界観を解き放って、新しい視点で触れることにこだわってみよう。芽生えてくる不思議な感覚を掘り下げて、何かを察知するものを面白がっていく。そうした楽しむ心で行動していけば、想像しないようなものが見つかり、もっと真理を知るために必要な疑問が湧いてくる。そんな、いつまでも少年のような心で、日々の暮らしの中に不思議さを追い求めれば、自由な自分のスタイルを発見できるはずだ。