魅力

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先日、ネットニュースを見ていると「都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査2021)」で、山口県は42位と前回の調査より順位を10ほど下がっていた。ちなみにこの調査は全国のあらかじめ登録している消費者からモニターを選抜し、インターネットで地域別、年代別、性別にほぼ均等となるように回収した回答によるランキング結果だという。

実際にこのランキングが正しいのかどうかはさておき、私個人の意見で魅力について語るとすれば、魅力とは人それぞれ感じ方が違うため、相対的なものではなく絶対的なものである。例え少数派であったとしても、自身が惹かれるものあるのなら、孤立することを恐れてはいけない。特に新しい創作は常に少数派から始まる。独創性のあるものは初めは必ず少数派で、多数派と言われるものに独創的なものない。

ただし、独りよがりなることにだけは気を付けよう。かじった程度の知識や経験ままでは、熱量を持って好きなことの魅力を主張することができない。魅力を感じることなら視野を狭くしないように心がけるべし。いつも魅力が膨らむようにひとつの価値観に固執してはいけない。魅力を感じるものであれば、のんびりと付き合った方がいい。ぼちぼちのペースでも、何もない1日はないから、いつのまにか磨かれていくはず。大きく意識を広げて、今を受け入れて、人と比べず、面白がっていくことが大切なのだ。