好奇心

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好奇心とは、未知の分野を探求しようとする根源的な心のこと。自発的な調査や学習、物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情をいう。そして、これが旺盛になってくると、さまざまなことに挑戦したり、積極的に取り組んでいくなど、幅広くいろいろなことを学びたくなる。そう、ひとたび心に火が付いてしまったら、何か答えが出るまでは努力を惜しまない。階段を一歩ずつ上がっていけるように、あらゆることに創意工夫をして、極めていこうとする意欲が活性化するのだ。

だからいくつになっても好奇心さえ失わなければ、どんな人でも新しい視点を発見して、人生の楽しみ方が増えていくはず。例え年齢を重ねても子供たちのように素直に好奇心を持つことで日々がワクワクしてくる。ほんの小さなことでも面白がって、もっと深く知りたくなることで、自然と感性は豊かなものに磨かれるのだ。つまりドキッと直感でキャッチしたことは好きになりやすいもの。こだわりは意外と一目惚れから始まっていく。ささやかな魅力であっても拾い集めて、少しでも大きくなるように心掛けてみる。心が動いたことを極める気持ちが大切だ。この境地に達すれば人生は明るく感じられる。なぜなら好きなものに夢中になることで、生命力から光が生まれてくるからだ。

■ココロの月 2019年9月22日(日)~29日(日) 11:00-18:00 出展作家 加藤智子、村上真実、大和佳太