謙虚に学ぶ

赤塚不二夫の著書に「自分が最低だと思っていればいいのよ。一番劣ると思っていればいいの。そしたらね、みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる。自分が偉いと思っていると、他人は何も言ってくれない。そしたらダメなんだよ。てめぇが一番バカになればいいの」という名言がある。

この世の中にはまだまだ知らないことがたくさんある。また、仮に知っていても中途半端だったり、時代とともに常識や知識は変化するため、新しくなったことを知らなかったりする。故に私は人の話しを聞くように心掛けている。特に専門外のことを嚙み砕いてくれる人の話しは、具体的なイメージが湧くため、ワクワクしながら聞いてしまう。

だから、何かをよく知らないことは恥じることではない。むしろ、何を知っていないのかをハッキリさせて認めていく。その勇気はいくつになっても、何かを学ぼうとする意欲に繋がり、自分の世界観が少しでも広がったことへの喜びをもたらす。つまり、何ごとでも知ったかぶりをせずに、一から学ぶ姿勢を持ち続けることが大切になるのだ。