野球協約の盲点をつくような形で兎軍は江川と契約したという発表して始まった
江川問題（空白の一日事件）はセ・リーグ事務局の江川の選手登録申請を却下したことを不服とし、
翌22日のドラフト会議を兎軍はボイコットして11球団で行われましたドラフト会議で
阪神、南海、ロッテ、近鉄の４球団が１位指名の抽選で阪神が交渉権を獲得しましたが、
江川は阪神との接触を拒否して膠着。
ところが12月22日に金子コミッショナーからトレードが提案されて、
翌年の１月31日に江川は阪神へ背番号３で契約した後、
その日の内に小林投手とのトレードで兎軍へ入団し、
プロ野球始まって以来のヒール（悪役）が誕生しました。
ところで、このイラストは山藤章二氏がトレード直後に描かれたもので
「突如割り込みにが現れたために満席になりました」
と、ユニークな言葉で表現されています。
ちなみに故障者続きの兎軍は、
どうやら阪神にいましたアリアス選手を獲得するというニュースがあり、
時代が変われば早割（空白の１日）を使わなくても空席があるようですね。
